ピンクリボンキャンペーン2012

治療中の人のための料理

 乳がんが発見されると、がん細胞を切除する手術とともに、術前や術後にホルモン療法、抗がん剤療法(化学療法)、放射線療法が行われます。術前の化学療法でがん細胞が小さくなり、手術が不要になるケースもあります。

 乳がんのホルモン療法、化学療法、放射線療法は、通常、日常生活を送りながら行われます。数年にわたって継続されることもあります。ですから毎日の食事は、治療の効果を下げず、副作用を少しでも緩和できるものが望まれます。そうすることで、治療期間を元気に乗り切ることができ、ひいてはがんに負けない生活を送ることに繋がります。

 ここでは、治療中に起こりがちな副作用の症状ごとに、それを食事で緩和するためのレシピを掲載しています。

図1、図2  副作用の症状は、治療法によって違いがあり、個人差もあります。たとえば、ホルモン療法中は女性ホルモンを投薬によって抑制するので、更年期に似た症状が起こりやすくなります。ほてり、冷え、全身の倦怠感、骨粗鬆症などです。また、化学療法を受けると、消化器の働きが弱まり、下痢や便秘になりがちです。口内炎、口が渇くなどの症状もよく見られます。放射線療法の場合も、体に熱がこもり、全身がだるくて力が出ないなどの症状が起こるといわれます。治療を始めた直後と一定期間が過ぎた時期では、症状にも違いが出てきます。

 こうした副作用は食事によって、かなり軽くできる可能性があります。同時に適切な食事と栄養は、がんを抑制してくれそうです。体が少しでも楽に快適になるように、ぜひ、このレシピを活用して、治療を乗り切ってください。